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蒲郡市 生命の海科学館 [恐竜・古生物]

内覧会・プレスへ訪れた記事も書いた、国立科学博物館で開催中の『生命大躍進』が104日にて終了する。
巡回展であるので、
1017日からは名古屋市科学館にて開催される。
チラシをみると、オパビニアの模型も追加されているようで、オパビニアをキャリアメールのユーザー名として使っている私としては実に気になるものである。

古生物・古脊椎動物といえば、毎年2月と6月末頃に古生物学会の例会が行われる。
今回(
20156月末)は茨城県つくば市であり、次回(20161月末)は京都。
そして愛知県豊橋市の博物館で行われた。
学会などで発表された内容は論文としてまとめる前なので、本人から許可をとらない限りネット掲載は控えるという不文律がある。古生物学会の〝個人的な感想〟はいくらもあるだろうけれど、詳細報告のような内容は(本人以外からは)基本的に見かけないだろう。

私も学会の感想ではなく、前回の古生物学会のあとに立ち寄った『生命の海科学館』について少し思い出しながら紹介しよう。

先ほどと重複するが、『生命大躍進』を観てカンブリア紀の展示が素晴らしいも書いた。生命の海科学館も、負けていない。

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愛知県蒲郡市にある生命の海科学館、隕石や化石など通し、海を中心に地球の歴史に触れられる。
正面か入ってすぐのところにはヒゲクジラ(ザトウクジラの仲間?)の化石があり、見上げれば首長竜が空を飛んでいる。

クジラは実骨が綺麗に残っており、関節・肋骨なども綺麗に残っている。ただ
1999年に開館してから潮風に触れているせいか、風化が早いようだ。
まだ研究・調査の可能性が大きく残っているほどの一品であり、先日ニュース記事にもなっていたが、研究調査が開始された。

古生物学会の帰りに私が立ち寄ったこの日、ちょうどお二人も標本の事前調査をしにきていたようで、ご挨拶できてよかった。

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さて、逆算するとオープン16年程度。
愛知出身である私は、同じ県内でも遠い場所にあったからか開館後しばらくは知らなかった。しかし今では古生物を学べて楽しめる博物館として、愛知を代表するといっていい。
巷ではカンブリア紀の小さなブームが起こる以前から、価値ある博物館がつくられていたのだ。

まず新しいだけあって、タッチボタンとモニターを用いた展示が見やすく……かっこいい。
指先で触れるとモニターが切り替わるのはよくあるが、黒を基調としたデザインが好み。

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展示内容に戻ると、カンブリア紀のカンブリア生物群だけでなく、エディアカラ生物群もいる。オレノイデス、カナディア、ディッキンソニア、ヨホイア、マーレラ(マルレラ)、そしてアノマロカリス。どこかで聞いたことある名前ではないだろうか。並びに「カンブリア爆発」という言葉も聞いたことがある。カンブリア紀に爆発的に生物が増え、今に続く種類の仲間も誕生し繁栄した、というものだ。最近ではカンブリア紀が一気に新種が増えたのではなく、他の地質年代と同等や少し多い程度であり、「爆発とは言い難い」という説もある。基準を設けるのが難しい問題ではあるが、今後の進展が楽しみな事柄である。

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さて、展示終盤にあるイクチオサウルスもレプリカでなはく実骨であり、尾の曲線、手足の骨、それだけでなく消化痕まで綺麗に残っている。
水平でなく垂直に展示してあるので、どの部位も近くでみられる配慮がしてあるのもよい。

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・消化痕
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・強膜輪
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学芸員のガイドツアーを途中離脱者が少なく最後まで参加している人が多かったのも記憶に濃い。

色々な博物館でガイドツアーをみてきたが、子供・大人・カップル理由は様々だが途中で離れる人は多い。階を跨ぐガイドツアーとなると、開始と最後で半分以下になることも珍しくない。生命の海科学館では1フロアで完結するとはいえ、老若男女問わず耳を傾け続けられる親しみやすいガイドツアーであった。 

愛知の三河地方へいった際には、豊田市自然史博物館と生命の海科学館のコンボをしてみるのをオススメしたい。


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