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埼玉県立 自然の博物館、恐竜時代 ~海と陸の支配者たち~ [恐竜・古生物]

2014年6月14日のこと。
連日の大雨が一休みをしてくれた、梅雨の休日。

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私は熊谷駅からSLパレオエクスプレスに乗車し、パレオエクスプレスという名の由来と関係のある施設へと向かっていた。
目的の駅に近づくと、車窓から川がみえはじめる。
降車して川辺につくと、眼前に広がる岩畳。

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埼玉県、長瀞。
ここから歩いて少しのところにある『埼玉県立 自然の博物館』が、本日の会場である。


先ほど話題にしたSLパレオエクスプレス。
エクスプレスは鉄道で頻繁に使われる言葉なので、ここでは説明を省こう。
ならば、パレオは?
もちろんパレオにも意味はある。太古の、昔の、など。
命名の意味合いとしては十分に成立するが、パレオエクスプレスはそうではない。パレオというのは、ある絶滅生物の名前から拝借している。
パレオパラドキシア、自然の博物館の目玉展示の1つである。


しかしこの日、いつもよりパレオパラドキシアは控えめな存在であった。
理由は簡単。
『平成26年度特別展 恐竜時代 ~海と陸の支配者たち~』が開催されたばかりであるから。

特別展の命名、私は素直に「うまいな」と思った。
なぜなら恐竜時代(中生代)の展示であり、恐竜展とは銘打っていないからである。

ならば「恐竜なんてほとんど展示していないのか?」と疑問に思うかも知れない。
しかしその疑念は博物館に一歩入った途端、綺麗に解消される。

何を語るでもない。

写真をいくつか見てもらおう。




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アルバートサウルス(実骨)、タルボサウルス、アフロベナトール、ガリミムス。大ガラスから注ぐ日光を浴び、ひときわ目立つマラウィーサウルス。

限られた展示スペースながら通路をうまく活用して展示してある骨格標本たち。
そうなると「恐竜展という名前で良かったのではないか」と思うかもしれない。
しかし……博物館の二階へ行ってみると、

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海の生物たちが待っている。
支配者……というには体は小さい子たちかもしれない。が、実はここだけの話、古生物界隈は2階のが評判がよろしい。目玉ではなく、隠し球といったところか。

この特別展は恐竜だけではないから、恐竜展ではない。
恐竜時代の海と陸を味わう特別展なのである。

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さて、この異常巻きアンモナイト。
ニッポニテスという、日本で発掘されたなかではアイドル的な存在である。
ニッポニテスと日本の名前を冠しているだけあり、日本古生物学会のトップページを飾るくらいの人気者。
色々な絶滅生物の名前や姿を一気に覚えるのは大変。
ここは1つ、「あ~、そんなのいたな」くらいにニッポニテスの名前と形を記憶の片隅に収納し、
現物を見て「かわってんな~」なんて思っていただけると幸いです。


さて、自然の博物館の常設展目玉であるパレオパラドキシア。
この日はいつもより頭数が少なかった。そして、いつも展示している子とも違う。
パレオパラドキシア骨格群像模型および実物化石は……上野にいるはず(つづく)。

 

追記:

私が6月14日をチョイスして訪問したのには理由がある。実は贅沢な講演などを含めた、シンポジウム(長瀞恐竜フェスタ)が行われた。
それはまた、別のお話。


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